不動産屋さんからのご依頼です。
主錠は海外製のツアイスイコン、扉の地面近くに美和ロックのNDA、エントランスにはキースイッチを廃止して後付けの美和ロックのNTUという、なかなか面白い構成のマンションです。
この扉は43ミリほどありましたが、扉の下の方についているNDAの取り付け可能な扉厚は37~42ミリです。しかも高さ調整の板が使われています。この状態でもカギが挿さり回りさえすれば使用可能ですが、なぜこの扉にこの錠前をチョイスし、この場所に取り付けた?と聞いてみたいです。(取り付けに微妙に気を遣う補助錠でしたw)
個人的には別の補助錠に加工交換した方が使いやすいのでお勧めだったのですが、ご予算の関係でシリンダー交換のみとなりました。ただこの補助錠、シリンダーのみはまだ買えますが、本体ケースは完全廃番になっており手に入りません。シリンダーもいつかは完全廃番となってしまうのですが、それがいつになるのか現時点では決まっていないという状況になります。
これ以外に、NDHっていう補助錠も昔あったなぁ。もうしばらく見ていないので、ほとんど付いている物件がないのかも。それくらい年代の古い建物だと、扉をカバー工法で新しくしていたりしますし、だんだん昔の錠前がなくなっていくんでしょうね。
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