今回はお仕事ではなく、我が家のおじいさん猫のお話です。いま21歳か22歳くらいのオスの元野良猫です。
当時、母猫とはぐれてしまった幼い頃に出会い、探しに来るかな?と思ってご飯をあげつつ様子を見ていましたが、その後は母猫に再会することはなかったようで、そのまま近所で暮らしていました。野良猫が多い地域だったのですが、他の猫たちともそれなりにうまくやっているようでしたし、うちにもよく遊びに来ていたんです。愛想が良くてよく遊んでました。
彼が1歳くらいだったかその頃に、家で仕事をしていた時に外から猫の声とは思えない叫び声が聞こえてきたので庭に出たところ、前足をブラブラさせながら助けを求められました。ケガをした箇所には靴裏の跡がくっきり残っていました。ひどいことをする奴がいたものです。
手近にあった段ボール箱に入れ、車で少し離れた一番近い動物病院に連れて行きましたが、案の定ぽっきりと骨が折れており、野良猫でしょ?治療するとすごい金額が…と言われましたが、見捨てるなら最初から連れてくるもんかと手術を頼みました。結果30数万ほどかかって家族には怒られましたが(笑)
それから20年以上、外には戻せないので我が家で家族として過ごしていますが、こんなに長生きしてくれるとは思ってもみませんでした。腎臓が悪くなり、若い頃よりすっかり痩せてしまいましたが、ご飯も食べるし水もしっかり飲めるので、まだまだ元気にしています。
普段は写真のように、押し入れの一角を占領したお気に入りの寝床に引きこもっていますが、トイレで用を足すと鳴きながらお知らせに来てくれ、ご飯も食べ終わると同じように声をかけてきます。寒いと撫でろと呼びに来るほど寒がりなので、冬はご覧のように湯たんぽが手放せません(笑)
0コメント